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2014年6月30日

サンゴ礁の過去・現在・未来
~環境変化との関わりから保全へ~

環境儀 NO.53

サンゴ礁には様々な生き物がすんでおり、「海の熱帯林」とも呼ばれています。ところがサンゴ礁の多くは、環境の変化によって現在、衰退の危機にさらされています。サンゴ礁を未来に残すために、環境の変化が与える影響を明らかにし、保全策を立案することが必要です。

 サンゴ礁は地球の表面積の0.1%の面積を占めるにすぎませんが、そこに9万種もの多様な生物が生息しており、人間に漁業資源や観光資源を提供しています。また、サンゴ礁は天然の防波堤となり、沿岸に住む人々を高波から守ります。ツバルやモルディブのように、国土のすべてがサンゴ礁でできている国もあります。

 このように人間を含めた生き物に多大な恩恵を与えてくれるサンゴ礁ですが、近年、気候変動や赤土の流出など陸域からの負荷によってサンゴが減少し、急速に衰退しています。

 国立環境研究所では、モニタリングやデータベースの作成を通じて、環境変化がサンゴ礁に与える影響を明らかにし、サンゴ礁の将来予測や保全策の立案を行う研究に取り組んでいます。

 本号では、過去から未来にかけてのサンゴ礁の変化と、それに基づく保全策について、最新の研究成果を交えながら紹介します。

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