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2017年6月30日

多能性幹細胞を用いて胎児期の影響を調べる

コラム1

 幹細胞は細胞分裂するときに、親細胞の特性を引き継いだ子細胞と、分化に向かう子細胞の2種類を産生します。胚体内のすべての細胞に分化できる幹細胞のことを多能性幹細胞といい、その一つである胚性幹細胞(ES細胞)は、哺乳類の胚盤胞の内部細胞塊などに由来し、完全な1個体を生み出す能力があります(図1A)。

 人工多能性幹細胞(iPS細胞)も、ES細胞のように多分化能を持つ幹細胞で、体細胞へ複数の遺伝子を導入することによって人工的につくられます。
 

 分化に向かうES細胞は、胚様体を経て、外胚葉・内胚葉・中胚葉の三胚葉に分化します。その後、さまざまな臓器へと分化していきます(図1B)。

図1 哺乳類の胚盤胞の概念図(A)とヒト胚性幹細胞(ES細胞)からの胚様体を経由した細胞・組織分化(B)
図1 哺乳類の胚盤胞の概念図(A)とヒト胚性幹細胞(ES細胞)からの胚様体を経由した細胞・組織分化(B)

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