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To the interoperable "Catalog of Life" with partners-Species 2000 Asia Oceania-Proceedings of 2nd International Workshop of Species 2000- (地球生物種カタログをめざして−第2回Species 2000 国際ワークショッププロシーディングス−)

国立環境研究所研究報告 R-171-2002

表紙
R-171-2002 [21.0MB]

 地球上に一体何種類の動物,植物,微生物が生息しているのだろうか?この疑問にはまだ誰も答えることができない。Species 2000は地球上に知られている生物の「種」(英語ではspeciesと言う)のカタログを作ろうという研究活動である。本部は英国にあるが,国立環境研究所はSpecies 2000 Asia Oceaniaの事務局として,種を記載する学問である分類学と分類学にかかわる情報を研究している。南北アメリカでは同じようにITISという機関がスミソニアン博物館に事務局をおいて活動している。

 Species2000 Asia Oceaniaはこのような研究にかかわる分類学と情報学の研究者が垣根を低くして,互いに協力しながら,地球規模の生物種データベースを構築できるように,毎年ワークショップ等を日本で開催してきた。この報告は1999年から2001年までのワークショップの記録である。生物多様性のデータベースにかかわる,分類学や生態学の最新の知識と技術,アジアオセアニア地域での研究活動などが45編の論文の中に詳しく紹介されている。

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