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2010年6月19日

国立環境研究所 公開シンポジウム2010 4つの目で見守る生物多様性−長い目、宙(そら)の目、ミクロの目、心の目−

国立環境研究所研究報告 R-204-2010

表紙
R-204-2010 [18.2MB]

 本報告は,2010年6月19日(土)に九段会館(東京),同26日(土)にシルクホール(京都)において開催した,国立環境研究所公開シンポジウム2010 『4つの目で見守る生物多様性 —長い目、宙(そら)の目、ミクロの目、心の目—』の発表要旨をまとめたものです。2010年は、生物多様性条約の締約国会議が名古屋で開催される年であり、国内でも生物多様性への関心が高まりました。今回の公開シンポジウムでは、国立環境研究所での生物多様性の保全にかかわる調査・研究の成果をご紹介しました。生物多様性という概念の説明から始まり、息の長い観測で見えるもの、遺伝子などミクロの手がかりを通して見えるもの、航空機観測など空からの目で見えるものなど、さまざまなアプローチによる研究についての講演を行いました。講演のほか、ポスター発表もあわせて行いました。これらもすべてシンポジウムのテーマである生物多様性に関するものです。本報告には,講演発表5題について各1ページ,ポスター発表13題について各半ページの要旨が図表入りで掲載されています。限りある紙幅のなかで、それぞれの研究のエッセンスをご紹介しています。本報告が、生物多様性をめぐるさまざまな問題と、国立環境研究所の活動とについてご理解いただく一助となれば幸いです。

(セミナー委員会/生物圏環境研究領域 竹中明夫)

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