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 環境研ニュースの編集委員になって数か月が過ぎた。

 研究所内にあるたくさんの落葉樹も黄色や赤のジュータンを敷きつめる季節となった。かさかさと足元に舞う落葉を踏みながら、季節のうつろいを感じる。ふつふつと芽吹く早春、小さな葉を天にひろげ、やがて濃い緑の葉となり、今、紅葉となり静かに地上に舞い落ちて土にかえる、落葉の季節は物悲しいと言う人もいるが、感謝の気持ちと来春への希望をつなぐ時期だと思う。「落葉は木に年輪を残した。それぞれの木の幹を太くした、自分の役目を立派に果たしたのだから落葉の季節は淋しくはない、ごくろうさん、ありがとう。」と言いながら事務所の机へむかう寒い中にもすがすがしい朝の気持ち。

 来年もたくさんの緑の葉をつけてくれるだろう。そして、仕事に疲れた私たちの目を休ませてくれるだろう。それぞれの葉が自分の役目を果たしたように、私たちも与えられている自分の仕事に各人が責任をもって取り組もう。12月だ!!一年の締めくくりの時である。(Y.Y)