編集後記
昨年10月以来「国立環境研究所ニュース」の編集業務に携わって以来本号で3誌目になります。本ニュース誌は,環境問題に関心を持つ全ての人々に,国環研の活動と研究成果に関する情報を提供することを目的に刊行されているものですが,研究関連の記事の中には,何度か読み返して漸く朧気ながら理解したような気になれたというように,私のような環境研究の門外漢にとってはかなり難しいものもありました。それでも,編集委員として毎号国環研の活動や研究成果に関する様々な原稿をじっくり読み,編集委員会で研究者からのコメントを聴くことができるのは,日常業務に追われる身にとって得難い勉強の機会であり,愉しい仕事です。これからも,一般人の視点で,理解しやすい紙面作りを心懸けてゆきたいと思います。
(K.S.)
目次
- イノベーションと環境研究巻頭言
- 衛星利用による二酸化炭素等の観測と全球炭素収支分布の推定【シリーズ重点研究プログラム:「地球温暖化プログラム」から】
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発生源インベントリーの開発
−大気汚染物質はどこでどのくらい発生しているか−【研究ノート】 - 人工衛星から大気中の温室効果ガスの量を測るには?【環境問題基礎知識】
- 絶滅危惧種イトウを巡る国際共同研究【海外調査研究日誌】
- 南極レポート(第1回:「プロローグ」)【海外調査研究日誌】
- 「第22回全国環境研究所交流シンポジウム」報告
- 「第26回地方環境研究所と国立環境研究所との協力に関する検討会」報告
- 平成19年度の地方公共団体環境研究機関等と国立環境研究所との共同研究課題について
- オンラインマガジン「環環」創刊!!
- 独立行政法人国立環境研究所公開シンポジウム2007 『未来を拓く環境研究 −持続可能な社会をつくる−』
- 新刊紹介
- 表彰
- 人事異動
- 国立環境研究所ニュース26巻1号