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2019年8月26日

国立研究開発法人国立環境研究所 公開シンポジウム2019「変わりゆく環境と私たちの健康」開催報告

【行事報告】

セミナー分科会事務局

ポスターセッションの写真
写真1 北九州会場 ポスターセッションの様子
講演の写真
写真2 東京会場 講演会場の様子

 国立環境研究所では、毎年6月の環境月間に合わせて公開シンポジウムを開催しています。

 本年は、6月14日(金)北九州市立男女共同参画センター ムーブ(福岡県北九州市)において、また6月21日(金)にはメルパルクホール(東京都港区)において、公開シンポジウム2019「変わりゆく環境と私たちの健康」を開催致しました。

 北九州会場では210名、東京会場では640名の方々にお越し頂きました。スタッフ一同、心より御礼申し上げます。

 今回のシンポジウムでは、人々の活動がどのような環境の変化を招くのか、環境の変化が私たちの健康にどんな影響を与えているのか、についての5件の講演、及び、「人への健康影響」を含む様々な環境分野のポスター発表を通して最新の研究の一端をご紹介しました。北九州会場では初の試みとしてパネルディスカッションを行い、様々な議論が交わされました。また質疑の時間には会場から活発な質問・意見を頂いたほか、終了後のアンケートでも、初の北九州会場やパネルディスカッションに関すること、講演内容に関すること、シンポジウムに関することなど様々なご意見をいただいております。

 皆様からいただいた貴重なご意見は、今後の研究活動に大いに役立ててまいりたいと思っております。

【講演】

 以下5件の講演を通して、当研究所の最新の研究動向や成果をご紹介致しました。

  • 講演1 子どもの環境保健 -わたしたちの未来について-
    環境リスク・健康研究センター 中山 祥嗣
  • 講演2 子どもの健康と環境に関する全国調査 -エコチル調査から研究成果の紹介-
    環境リスク・健康研究センター 山崎 新
  • 講演3 身の回りの製品に含まれる化学物質のちょっと気になる話
    資源循環・廃棄物研究センター 梶原 夏子
  • 講演4 人の温度と地球の温度 -私たちは地球温暖化の暑さに適応できるか?-
    社会環境システム研究センター 高倉 潤也
  • 講演5 外来生物および人獣共通感染症がもたらす健康リスクとその管理 -ヒアリとマダニを例に-
    生物・生態系環境研究センター 五箇 公一

【ポスターセッション】

 当研究所の若手研究者らを中心に22件のポスター発表を行いました。最新の研究動向や成果をご紹介するとともに、来場者の皆様と直接意見交換を行いました。

【パネルディスカッション(北九州会場のみ)】

 当研究所理事長、講演者、外部有識者(北九州市立大学名誉教授、産業医科大学教授、北九州市立大学教授)が登壇し、来場者から事前に回収した質問票に沿って登壇者が質問に答えると共に、登壇者間の意見交換を行いました。

【資料等の公開】

 講演及びポスターセッションの発表資料については、当研究所のホームページにおいて公開していますので是非ご活用ください。
https://www.nies.go.jp/event/sympo/2019/

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