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 国際化時代を反映してか,今年は海外で開かれる国際学会への参加や研究調査出張が急増している。また,科学技術庁のフェローシップで欧米からの若い研究者数名が長期滞在しており,周囲によい刺激となっている。今号の巻頭言や評論で,Think globally,act locallyと提言され,地公研もこの様な視点でJICA等を通じた活動を行っていると紹介されている。国公研でも既にタイ・中国・韓国などに対し様々な海外協力が推進されているが,今後更に長期的で緊密な協力要請も増え,組織的な対応が迫られよう。研究の推進と海外協力の両立を目指し舵取が重要になっている。