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実験水生生物リスト

飼育生物等の情報

リスト番号
和名
学名
起源・水環境実験施設における飼育条件および
分譲に当たっての留意点
NIES-P-1
コウキクサ
Lemna minor

入手先   The French National Institute Industrial and   
      Environmental Risks (INERIS)
入手年   2003年
採集地   不明
水温    25 ℃
培地    SIS培地
照度    3000~6000 lux
分譲条件  3~4葉を1株とする
留意   外来種であるため野外へ拡散しないこと
NIES-F-1
メダカ(ヒメダカ)
Oryzias latipes
写真:メダカ(ヒメダカ)  Oryzias latipes
入手先   民間業者
入手年   2001年
採集地   九州地方(詳細不明)
水温    20~25 ℃
飼育水   脱塩素上水(活性炭ろ過)または地下水
    アルテミア、人工飼料
分譲条件  胚または生後1年未満の個体
      (時期により齢は異なる)
留意  野生の系統ではないため野外へ拡散しないこと
NIES-F-2
ゼブラフィッシュ
Danio rerio
写真:ゼブラフィッシュ  Danio rerio
入手先   US-EPA
入手年   2001年
採集地   不明
水温    25 ℃
飼育水   脱塩素上水(活性炭ろ過)または地下水
    アルテミア、人工飼料
分譲条件  生後1年未満の個体(時期により齢は異なる)
留意   外来種かつ観賞用に品種改良された系統のため
      野外へ拡散しないこと
NIES-F-3
ファットヘッド・ミノー
Pimephales promelas
写真:ファットヘッドミノー  Pimephales promelas
入手先   US-EPA
入手年   2002年
採集地   不明
水温    20~25 ℃
飼育水   脱塩素上水(活性炭ろ過)または地下水
    アルテミア、人工飼料
分譲条件  生後1か月~1年未満の個体
      (時期により齢は異なる・事前要相談)
留意点   外来種であるため野外へ拡散しないこと
NIES-F-4
ホトケドジョウ
Lefua echigonia
入手先   NIES職員が入手
入手年   1990年代
採集地   茨城県つくば市(筑波山麓)
水温    20 ℃
飼育水   地下水
    アルテミア、人工飼料
分譲条件  所内のみ分譲可能(要相談)
留意点   在来種であるが、個体群保全の観点から、野外へ
      拡散しないこと
NIES-IV-1
セスジユスリカ
Chironomus yoshimatsui
写真:セスジユスリカ  Chironomus yoshimatsui
入手先   NIES職員が入手
入手年   1990年代
採集地   栃木県日光湯元
ゲノム情報  mitochondrial DNA(LC641693
水温    23 ℃
飼育水   脱塩素上水(活性炭ろ過)
    人工飼料
分譲条件  卵塊
留意点   在来種であるが、個体群保全の観点から、野外へ 
      拡散しないこと
NIES-IV-2
オオミジンコ
Daphnia magna
写真:オオミジンコ  Daphnia magna(NIES系統)
入手先   US-EPA
入手年   1985年
採集地   不明
水温    23 ℃
飼育水   脱塩素上水(活性炭ろ過)
    クロレラ
分譲条件  ふ化後1週間以内の幼生
留意点   外来種であるため野外へ拡散しないこと
NIES-IV-3
タマミジンコ
Moina macrocopa
写真:タマミジンコ  Moina macrocopa
入手先   NIES職員が入手
入手年   1977年
採集地   神奈川県横浜市内の貯水池
水温    23 ℃
飼育水   脱塩素上水(活性炭ろ過)
    クロレラ
分譲条件 幼生から成体まで混在
留意   在来種であるが、個体群保全の観点から、野外へ
      拡散しないこと
NIES-IV-4
ニセネコゼミジンコ
Ceriodaphnia dubia
写真:ニセネコゼミジンコ  Ceriodaphnia dubia(淡水産ミジンコの1種)
入手先   US-EPA
入手年   1990年代
採集地   不明
水温    23 ℃
飼育水   脱塩素上水(活性炭ろ過)
    クロレラ
分譲条件 幼生から成体まで混在
意点   外来種であるため野外へ拡散しないこと
NIES-IV-5
ミジンコ
Daphnia pulex
入手先   NIES職員が入手
入手年   1980年代
採集地   茨城県霞ケ浦
水温    23 ℃
飼育水   脱塩素上水(活性炭ろ過)
     クロレラ
分譲条件  ふ化後1週間以内の幼生
留意   在来種であるが、個体群保全の観点から、野外へ
      拡散しないこと
NIES-IV-6
淡水ヨコエビ
Hyalella azteca

写真:Hyarella azteca(淡水産ヨコエビの1種)
入手先   不明
入手年   1995年
採集   不明
水温    23 ℃
飼育水   脱塩素上水(活性炭ろ過)
    人工飼料
分譲条件  ふ化後1~4週間程度の個体
     (時期により齢は異なる)
留意点   外来種であるため野外へ拡散しないこと
NIES-IV-7
ヌカエビ
Paratya compressa improvisa
写真:ヌカエビ  Pratya compressa improvisa
入手先   東北大学
入手年   1985年
採集地   不明
水温    20 ℃
飼育水   地下水
    人工飼料
分譲条件  ふ化後1年未満の個体
     (時期により齢は異なる)
留意点   在来種であるが、個体群保全の観点から、野外へ
      拡散しないこと
NIES-IV-8
アオモンイトトンボ
Ischnura senegalensis


入手先   NIES職員が入手
入手年   1993年
採集地   国立環境研究所内圃場
水温    15~25 ℃
飼育水   脱塩素上水(活性炭ろ過)
    タマミジンコなどの生餌
分譲条件  幼虫(時期により齢は異なる)
留意   在来種であるが、個体群保全の観点から、野外へ
      拡散しないこと
NIES-IV-9
イトミミズ
Tubifex tubifex

入手先   NIES職員が入手
入手年   1984年
採集地   国立環境研究所内生態園
水温    15 ℃
飼育水   脱塩素上水(活性炭ろ過)
    人工飼料
分譲条件  生後1年未満の個体(時期により齢は異なる)
留意点   在来種であるが、個体群保全の観点から、野外へ
      拡散しないこと
NIES-IV-10
オヨギミミズ
Lunbriculus variegatus

入手先   民間業者
入手年   2007年
採集地   不明
水温    15 ℃
飼育水   脱塩素上水(活性炭ろ過)
    人工飼料
分譲条件  所内のみ分譲可能(時期により齢は異なる)
留意点   外来種であるため野外へ拡散しないこと
NIES-IV-11
 シマミミズ
Eisenia fetida

入手先   民間業者
入手年   2005年
採集地   不明
水温    25 ℃
飼育水   脱塩素上水(活性炭ろ過)
    人工飼料
分譲条件  所内のみ分譲可能(時期により齢は異なる)
留意点   在来種であるが、個体群保全の観点から、野外へ
      拡散しないこと
NIES-IV-12
Americamysis bahia
入手先   US-EPA
入手年   2017年
採集地   不明
水温    25 ℃
飼育水   20 ‰前後の海水
    アルテミア、人工飼料
分譲条件  生後1週間以内の幼生
留意   外来種であるため野外へ拡散しないこと
NIES-IV-13
Acartia sinjiensis
 
入手先   NIES職員が入手
入手年   2019年
採集地   東京湾(習志野親水護岸)
水温    25 ℃
飼育水   20 ‰前後の海水
    海産微細藻類(Rhodomonasなど)
分譲条件  幼生から成体まで混在
留意点   在来種であるが、個体群保全の観点から、野外へ
      拡散しないこと
      餌として生きた海産微細藻類が必須であるため
      本種を入手する前に餌の培養設備を確保してお
      く必要がある
NIES-IV-14
シオダマリミジンコ
Tigriopus japonicus
 
入手先   海洋生物環境研究所
入手年   2020年
採集地   不明
水温    25 ℃
飼育水   30 ‰前後の海水
    海産微細藻類(Tetraselmisなど)
分譲条件  入手先の海洋生物研究所から分譲(要相談)
留意点   在来種であるが、個体群保全の観点から、野外へ
      拡散しないこと
                餌として生きた海産微細藻類が必須であるため
      本種を入手する前に餌の培養設備を確保してお
      く必要がある