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木製品における炭素蓄積に関する研究(平成 16年度)
Study on carbon stocks in wood products

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0204AE335
開始/終了年度
2002~2004年
キーワード(日本語)
炭素,吸収源,蓄積,固定,木製品,リサイクル,寿命
キーワード(英語)
CARBON,SINK,STOCK,SEQUESTRATION,WOOD PRODUCTS,RECYCLING,LIFE TIME

研究概要

地球の炭素循環における森林セクターの役割は十分明らかとなっていないが、その一つが木製品による炭素固定とされる。一方、気候変動防止のための国際的な取組において、木製品による炭素固定が対策の候補に挙げられている。しかしながら、その炭素蓄積量や気候変動対策上の位置づけに関する研究は世界的にも少なく、日本を対象とした包括的な研究はない。本研究は、木製品における炭素固定について明らかにするとともに、国別インベントリーにおける異なる勘定方法の評価を行うことを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

3年間で以下の目標を達成する。(1)日本を対象として、木製品としての炭素流動量、蓄積量を推計する詳細なモデルを作成し、これをもとに廃木材のリサイクルや木製品の長寿命化などの効果を検討する(14年度)。(2)日本のモデルをもとに、木製品としての炭素流動量、蓄積量を簡易推計するための手法について検討し、これらを、主要先進国などに適用して推計を行い、比較検討する(15〜16年度)。(3)国別インベントリーにおける異なる勘定方法の政策的なインプリケーションについて検討する(14〜16年度)。

今年度の研究概要

日本のモデルをもとに、木製品としての炭素流動量、蓄積量を簡易推計するための手法について検討し、これらを、主要先進国などに適用して推計を行い、比較検討する。

備考

当課題は重点研究分野?.2 .(1)にも関連

課題代表者

橋本 征二

担当者

  • 森口 祐一