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ウズラでの環境ホルモン感受性試験の国際標準化(平成 17年度)
International standardization of avian toxic test using Japanese quail

予算区分
AA 重点特別
研究課題コード
0105AA354
開始/終了年度
2001~2005年
キーワード(日本語)
ウズラ,実験動物,環境汚染物質,標準化
キーワード(英語)
QUAIL,EXPERIMENTAL ANIMAL,ENVIRONMENTAL POLLUTIONS,STANDARDIZATION

研究概要

環境科学研究に適した実験動物を開発する目的で、ウズラおよびボブホワイトを遺伝的に純化する。本年度は、近交化したウズラ、ボブホワイトおよび発生卵に種々の環境汚染物質(環境ホルモン、大気汚染ガス、重金属等)を暴露し、環境ホルモン感受性試験の鳥類での国際標準化を行うとともに、新規スクリーニング手法を開発する。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

これまでの鳥類生態影響評価試験と近交系ウズラでの試験を比較し、環境ホルモン物質の毒性を評価するための、国際標準化を行う。また、環境ホルモンの新規スクリーニングを行うため、発生卵を用いた毒性検定法を開発する。

今年度の研究概要

遺伝的純化として、ウズラでは循環交配により64世代まで、ボブホワイトでは兄妹支配により9世代まで近交化する。また、OECDガイドラインに従って鳥類生態影響試験を行って、これまでの問題点を明確にするとともに、国際標準化を行う。更に、ウズラ発生卵での環境ホルモンの毒性試験の新手法を開発する。

備考

当課題は,V.(3)先導的・萌芽的研究(0105AE174)にも関連

課題代表者

高橋 慎司

担当者

  • 清水 明
  • 鎌田 亮
  • 井関 直政
  • 白石 不二雄