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興奮性および抑制性神経伝達物質のin vivo同時濃度定量化法の研究(平成 17年度)
Simultaneous quantification in vivo of excitatory and inhibitory neurotransmitters

予算区分
AF 奨励
研究課題コード
0405AF491
開始/終了年度
2004~2005年
キーワード(日本語)
脳, 神経伝達物質, 磁気共鳴, invivo, 定量化,
キーワード(英語)
BARIN, NEUROTRANSMITTER, NMR, IN VIVO, QUANTIFICATION,

研究概要

環境研究の重要課題の一つとして、環境のヒトへの影響が挙げられる。特に環境が脳に与える影響は、重要課題の一つとして今後注目されていくと考えている。この脳をとらえる指標の一つとして、情報伝達に重要な役割を担っているグルタミン酸およびγ−アミノ酪酸(GABA)が挙げられる。これまでの研究成果により、局所励起2D Constant Time (CT) COSY法を用いることで、従来、高磁場においても困難であったこれ等の神経伝達物質のヒト脳内での同時検出に成功した。今回の研究では、これを発展させ、神経伝達物質の濃度定量化を目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

平成16年度 局所励起2D CT-COSY法によって得られる2Dスペクトルの定量化法を検討する。平成17年度 定量化法を開発し、ヒト用4.7 T MR装置上に実現する。次に、模擬試料実験を用いて開発した定量化法の妥当性を実証する。続いて、開発した定量化法を用いて、ヒト脳内のグルタミン酸、GABAの同時濃度定量化を実施する。

今年度の研究概要

ピーク体積の算出、T2緩和補正を実施し、定量化を行う。これを、ヒト用4.7 T MR装置上に実現する。次に、模擬試料実験を用いて、開発した定量化法の妥当性を実証する。続いて、開発した定量化法を用いて、ヒト脳内のグルタミン酸、GABAの同時濃度定量化を実施する。

課題代表者

渡邉 英宏

  • 企画部
  • フェロー
  • 工学博士(物理工学)
  • 物理学,工学,医学
portrait

担当者

  • 三森 文行
  • 高屋 展宏