ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

ライダーによるエアロゾル変動の検出およびデータ提供手法に関する研究(平成 17年度)
Study on aerosol variability detection and data distribution method using lidar

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0406AE393
開始/終了年度
2004~2006年
キーワード(日本語)
ライダー,エアロゾル,成分,データ提供
キーワード(英語)
LIDAR,AEROSOL,COMPOSITION,DATA DISTRIBUTION

研究概要

アジア域に展開されたライダーネットワークによるエアロゾル・雲の連続観測結果から、エアロゾル各成分(黄砂・人為汚染物質・炭素系エアロゾル等)を分離して表現し、異なる環境影響をもたらすそれぞれのエアロゾル成分の分布変動を抽出する。さらに、ライダー観測結果を大気研究者に提供したり、数値予報等に利用するために適した手法を検討する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

ライダーで観測される信号から、各エアロゾル成分からの寄与を推定する手法を開発する(平成16-17年度)。これらのデータ処理を準リアルタイムで実施し、大気研究コミュニティに対して有効な表現で提供すると共に数値予報モデル等の検証および同化用データとして効率的に利用できるフォーマットを策定する(平成17-18年度)。

今年度の研究概要

前年度に引き続き、炭素系エアロゾルの導出のため東南アジア域での観測のみならず南西日本での観測データの解析も進める。また、標準的な出力結果について解説したドキュメント類の整備を進める。

課題代表者

清水 厚

  • 地域環境保全領域
    広域大気研究室
  • 主幹研究員
  • 博士(理学)
  • 物理学,地学
portrait

担当者

  • 杉本 伸夫
  • 松井 一郎