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発生工学を利用した環境因子の生体影響評価法の探索(平成 17年度)
Evaluation of bioeffects of environmental factors based on micromanipulation

予算区分
AI 研究調整費
研究課題コード
0506AI923
開始/終了年度
2005~2006年
キーワード(日本語)
生体影響評価
キーワード(英語)
bioeffects

研究概要

これまでに、新生仔ラット(生後5日齢)の脳・神経系が環境化学物質に曝露すると、脳の発達障害がおこり多動症になることが神経科学的手法あるいは環境科学的手法により明らかになってきている。環境化学物質の神経系の発生・発達への影響を更に広範に調べるためには発生工学的手法の導入が必須と考えられる。環境化学物質に対する感受性は、新生期のみならず胎生期においても高いといわれており、とりわけ、胎生期の神経系の発生・発達に大きな影響があると考えられてきているが、詳細な報告はほとんどない。従って、本研究において胎生期における環境化学物質の影響を評価するために適した発生工学的手法を探索することを研究目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:

全体計画

ラットの場合、胎生14〜15日のラット中脳胞に環境化学物質を微量注入する。胎生22日前後に胎仔を分娩し、里親で哺育する。離乳前後で行動試験を行う。同時に神経系の発生・発達に異常がないかどうかを分子生化学的・免疫組織学的手法により解析する。

今年度の研究概要

胎生14〜15日のラット中脳胞に環境化学物質を微量注入する。胎生22日前後に胎仔を分娩し、里親で哺育する。離乳前後で行動試験を行う。同時に神経系の発生・発達に異常がないかどうかを分子生化学的・免疫組織学的手法により解析する。

課題代表者

石堂 正美

  • 環境リスク・健康領域
  • シニア研究員
  • 理学博士
  • 理学
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