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黄河下流域における地下水利用の現状把握と将来予測手法の開発研究(平成 18年度)
Study on current state of groundwater usage in the Yellow river basin of China and its projection

予算区分
CE 文科-振興費
研究課題コード
0206CE421
開始/終了年度
2002~2006年
キーワード(日本語)
地下水利用,GIS,デジタル地図,黄河,華北平原
キーワード(英語)
GROUNDWATER USAGE, GIS, DIGITAL MAP, YELLOW RIVER, HUABEI PLAIN

研究概要

黄河流域(華北平原を含む)および地下水位低下の著しい都市域の浅層(自由)および深層(被圧)地下水変動の再現と将来予測に不可欠な両層地下水資源の揚水量(消費量)の現状マップと将来予測マップを整備する。これは黄河流域全体の地下水資源変動予測シミュレーションに資する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

黄河流域(華北平原を含む)全体における地下水資源需要分布を0.1度グリッドで把握し、さらに都市域については2kmグリッドで把握する。また現状での分布に加え、2020年頃の将来予測を行う。そのため流域の土地利用/被覆、人口分布、都市域分布、および産業構造等、各種社会経済統計データ(地下水資源需要関連)を収集し、0.1度グリッドの現況マップを整備する。浅層地下水については週変動を、深層地下水については季節変動の再現・予測を目標とする。一方、都市域における需要分布の推計手法開発のため、事例解析都市として黄河下流域の山東省済南市(東西30km・南北17km)を対象に、原単位法による地下水資源需要マップの描画作業(解像度250m)を行う。また、井戸の分布・深さ、ポンプ容量のデータを収集・整理し、浅層および深層の地下水揚水量分布現状マップを整備する。

今年度の研究概要

済南市における高解像度浅層・深層地下水揚水量分布の2020年頃における将来予測および黄河全流域地下水資源需要分布の2020年頃における将来予測を行う。

備考

前年度までは水土壌圏環境研究領域における研究活動として登録

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動(社会環境システム研究領域)

課題代表者

一ノ瀬 俊明

  • 連携推進部
    研究連携・支援室
  • 専門職
  • 博士 (工学) (東京大学)(都市工学専攻論文博士)
  • 土木工学,地理学
portrait

担当者

  • 片岡 久美
  • 大坪 國順
  • 原田 一平