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建築物における空調・照明等自動コントロールシステムに関する技術開発(平成 18年度)
Reduction of energy consumption by an automated air-conditioner and light control in a building

予算区分
BH 環境-石油特会
研究課題コード
0406BH478
開始/終了年度
2004~2006年
キーワード(日本語)
自動制御,リアルタイムシミュレーション,省エネ
キーワード(英語)
AUTOMATIC CONTROL, REAL-TIME SIMULATION, ENERGY SAVING

研究概要

我が国の二酸化炭素排出量の中でも、業務その他部門からの排出量は特に急激な増加を続けており、その対策が緊急の課題となっている。本研究では、リアルタイムで建物の熱負荷シミュレーションを行い空調等機器等を制御することにより、省エネ、二酸化炭素削減の目標を達成しつつ業務を快適に行うことを可能にする技術を開発する。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

リアルタイムの熱負荷シミュレーションを建築物の空調・照明の自動制御に導入することによって、省エネと快適性を両立する空調・照明自動コントロールシステムを開発・評価し、更に、地域レベルにおける省エネ効果を評価することために、以下の課題を実施する。
(1)自動コントロールシステムにおける建物熱負荷シミュレーションの技術開発
(2)自動コントロールシステムにおける建物・機器制御システムの開発
(3)建築物における省エネの観点による自動コントロールシステムの総合評価
(4)自動コントロールシステムを含む省エネ建築物の地域レベルにおける評価

今年度の研究概要

新たな開発した空調自動コントロールシステムを地球温暖化研究棟建物に導入し、その検証を行うとともに、計測に基づいた省エネと居住快適性の総合評価を行う。同時に、一般オフィスに導入するための汎用型の自動コントロールシステムを提案する。また、それらの自動コントロールシステムを含めた地域レベルにおける省エネ技術の導入効果の検討を行い、新システムの導入により得られる温暖化防止効果を定量的に評価する。

備考

共同研究機関:宮城工業高等専門学校(内海康雄),足利工業大学(三田村輝章),株式会社山武(神村一幸,杵嶋修三),東京理科大学(井上隆,一ノ瀬雅之),東京電機大学(百田真史),埼玉大学(外岡豊),群馬大学(平野勇二郎),日本工業大学(石田武志)

関連する研究課題
  • 0 : 地球環境研究センターにおける研究活動

課題代表者

藤沼 康実

担当者

  • 吉田 友紀子