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ナノ素材が凝固線溶系に及ぼす影響とそのメカニズムの解明に関する研究(平成 18年度)
Effects of nanomaterials on thrombo-fibrinolytic systems

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
0506CD600
開始/終了年度
2005~2006年
キーワード(日本語)
ナノ素材
キーワード(英語)
NANOMATERIAL

研究概要

ナノ素材の経気道曝露が凝固・線溶系に及ぼす影響を検討する。特に昨年度の研究において、ナノ素材は粒径のより小さなものが大きなものより、特に感染に関連する凝固・線溶異常を増悪させることが明らかとなったため、今年度はそのメカニズムの解明を主たる目標とする。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

ナノ素材の経気道曝露が血液凝固・線溶系に及ぼすか否かを明らかとする。同時に細菌毒素を経気道曝露する実験群を設定し、感染に関連する凝固・線溶異常をナノ素材が相乗的に増悪するか否かを検討する。また、ナノ素材が凝固・線溶系に影響を及ぼした場合、次にそのメカニズムを解明していく。

今年度の研究概要

今年度は、主にナノ素材による感染に関連する凝固・線溶異常増悪のメカニズムを検討することを目的とする。具体的には血液中の炎症に関連するメディエーターのタンパク濃度を測定する。

課題代表者

井上 健一郎