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発生工学的手法を用いた鳥類種の保全と資源利用に関する研究(平成 18年度)
Conservation and Use of Avian Bioresource with Developmental Procedures

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0606AE468
開始/終了年度
2006~2006年
キーワード(日本語)
発生工学
キーワード(英語)
DEVELOPMENTAL PROCEDURES

研究概要

本研究の目的は、絶滅危惧問題の解決に向けて、生殖細胞のみでなく、体細胞の利用を視野に入れた、新しい鳥類個体作出法の開発に取り組むとともに、鳥類生殖細胞や体細胞の分化メカニズムを解明することである。鳥類における生殖細胞あるいは体細胞の分化過程を理解することによって、細胞の再プログラム化等のメカニズムを明らかにすることが目標である。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

本研究では、始原生殖細胞に特異的な遺伝子発現の解析を中心として、鳥類生殖細胞形成のメカニズムについての新たな知見を得る。鳥類生殖細胞の起源、移動、定住および分化に関するメカニズムは不明な点が多く、他の動物種に比べて形態形成に関わる遺伝子発現の解析も遅れている。動物種間における生殖細胞形成の相同性あるいは差異を比較し、生殖細胞形成の謎を解明することをテーマとする。

今年度の研究概要

鳥類始原生殖細胞を中心とした生殖細胞の起源、移動および分化等のメカニズムを解明することを目的とする。特に、生殖細胞特異的に発現している受容体等を解明し、シグナル伝達機構についての知見を得るとともに、生殖幹細胞の生存・増殖に必要な因子の発見を目指す。

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動(環境研究基盤技術ラボラトリー)

課題代表者

川嶋 貴治

  • 環境リスク・健康領域
    環境リスク科学研究推進室
  • 主幹研究員
  • 博士(理学)
  • 生物工学,生物学,畜産学
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