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TerraSAR-Xの実用可能性の評価に関する研究(平成 18年度)
Evaluation of TerraSAR-X data

予算区分
MA 委託請負
研究課題コード
0607MA479
開始/終了年度
2006~2007年
キーワード(日本語)
温暖化,海面上昇,小島嶼国
キーワード(英語)
GLOBAL WARMING, SEA-LEVEL RISE, SMALL ISLAND COUNTRY

研究概要

小島嶼国は数十cmと予測されている今世紀中の海面上昇や頻度を増やす可能性のある台風・高潮被害など、環境変動に対する脆弱性が指摘されている。しかしながら、小島嶼国においては国土の基盤情報である現在の詳細な地図がほとんど存在しないため、資源量やその脆弱性を定量的に評価することが不可能となっている。本研究では、小島嶼国の効率的な国土基盤情報整備及び今後の監視体制の構築に向け、TerraSAR-X衛星の後方散乱情報を用いた土地被覆分類図の実用可能性に関する研究を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

2006年度は、検証のための現地調査を行う。また、他の衛星データによる分類を行う。2007年度は、TerraSAR-Xデータを用いて分類を行い、精度検証を行い、他の衛星データと比較して、TerraSAR-Xデータの実用可能性を評価する。

今年度の研究概要

TerraSAR-Xデータの後方散乱情報を用いた植生分類の検証のため、小島嶼国において植生調査を行う。また、他の衛星データを用いて分類を行い、TerraSAR-X衛星打ち上げ後のデータ解析結果との比較のための準備を行う。

関連する研究課題
  • : 関連P4 太平洋小島嶼国に対する温暖化の影響評価

課題代表者

山野 博哉

  • 生物多様性領域
  • 領域長
  • 博士(理学)
  • 地理学,地学,理学
portrait

担当者