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温暖化防止の持続的国際枠組み(平成 22年度)
Study on Sustainable International Framework to Address Climate Change

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1011CD002
開始/終了年度
2010~2011年
キーワード(日本語)
気候変動,国際的枠組み,京都議定書
キーワード(英語)
CLIMATE CHANGE, INTERNATIONAL INSTITUTION, KYOTO PROTOCOL

研究概要

温暖化防止のための制度として、特に京都議定書で目標の決まっていない2013年以降について、どのような制度を構築していくかを検討することが必要である。また、温暖化防止は長期にわたって、国際的に取り組む課題である。本研究では、持続的に温室効果ガスの排出と吸収を国際的に管理する枠組みを提案することを目的とする。研究分担担当者は特に森林等吸収源を対象とした研究を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

森林等吸収源に関わる様々な提案(先進国に関わるもの、途上国に関わるもの)を、その取り扱いに関する原則的な考え方などをもとに分析し、各提案の得失とあるべき制度を提示する。また、森林等吸収源に関わる炭素収支のうち伐採木材を対象とした炭素フロー推計を行い、その政策的含意について検討する。

今年度の研究概要

COP15以降の森林等吸収源に関わる議論を整理するとともに、森林等吸収源の取り扱いに関する原則の議論を深める。特に、途上国の森林減少に伴う炭素排出の抑制に関する議論について詳細に分析する。

備考

研究代表者:新澤秀則(兵庫県立大学経済学部)

課題代表者

橋本 征二