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大気環境試料の分析と精度管理に関する基盤的研究(平成 23年度)
Study on quality assurance of environmental analyses for atmospheric substances

予算区分
AQ センター調査研究
研究課題コード
1011AQ004
開始/終了年度
2010~2011年
キーワード(日本語)
大気エアロゾル,微量分析
キーワード(英語)
atmospheric aerosol, trace analysis

研究概要

大気環境試料、水環境試料、土壌環境試料など、さまざまな試料を対象とするモニタリングや分析手法に関する問題点を把握し、確からしい値を得るための精度管理手法を検討する。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

マトリクスの複雑な環境試料中の微量成分を精度良く測定するための検討を行う。PM2.5に代表される微小エアロゾル中の化学成分の分析において、多試料ルーチン分析に耐えうるような測定精度管理方法を検討する。

今年度の研究概要

引き続きPM2.5測定機器の設置環境による影響を調べるほか、他測定項目も含め常時監視項目全般について節電効果(監視局内外の温度差が観測機器に与える影響)についても検討を加える予定である。関連研究として大気粉塵の成分分析に資するようなダスト系実用標準物質の開発の検討も行う。

課題代表者

西川 雅高