- 予算区分
- AQ センター調査研究
- 研究課題コード
- 1212AQ001
- 開始/終了年度
- 2012~2012年
- キーワード(日本語)
- 成層圏,オゾン
- キーワード(英語)
- stratosphere, ozone
研究概要
成層圏オゾンに関する化学過程の定量的把握を目的として、わが国の大気観測センサ、超伝導サブミリ波リム放射サウンダ(SMILES)からのデータを活用した解析的研究を実施する。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:
全体計画
南極極渦内の無機塩素化合物のふるまいに関する研究の論文化。冬期北極極渦内の一酸化塩素を介したオゾン破壊機構に関する解析的研究の実施。
今年度の研究概要
第一回目となる定常プロダクトおよび研究プロダクトの一般提供が2012年3月に行われた。この両方データに基き、昨年までに解析を進めた南極極渦内の無機塩素化合物(HClとClO)のふるまいに関する研究を論文化する。さらに2010年冬期北極極渦内で観測された高濃度のClOデータを用いてオゾン破壊機構の鍵となるClOダイマーに係る反応スキームの定量的な理解向上を光化学モデル等を駆使して図る。
備考
V.5.(1)のオゾン層変動研究プロジェクトに関連
- 関連する研究課題
課題代表者
杉田 考史
- 地球システム領域
地球大気化学研究室 - 主幹研究員
- 理学
- 地学