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湖沼の生物多様性・生態系評価のための情報ネットワーク構築(平成 26年度)
Construction of lake information network for research on biodiversity evaluation

予算区分
AH 地環研
研究課題コード
1214AH002
開始/終了年度
2012~2014年
キーワード(日本語)
湖沼,生物多様性,モニタリング,指標,水生植物,淡水魚
キーワード(英語)
lake, biodiversity, monitoring, indicator, macrophytes, freshwater fish

研究概要

湖沼はこれまで水質管理を主体に実施してきたが、生態系保全や生物多様性の保全という観点からの評価手法の開発が必要になっている。水質は公共用水域としてモニタリングが実施されているが、生物情報は離散的であり、全国的には公的なモニタリングなどは実施されていない。そこで、全国の湖沼を対象に、共通の生物(例えば、プランクトン・水生植物・魚介類)とそれらの生育・生息に深く関係する水質や流域情報などを収集し、統合化することで、全国の湖沼生態系評価のための情報整備を行い、さらに評価手法などを共有する人的ネットワークを構築する。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

(国環研の役割)
全国の湖沼を対象とした湖沼生態系評価を行うため、地環研等から収集した情報を整備し、全体の解析及び統合化を行う。適切なモニタリング手法と評価手法を提示する。全国の湖沼(参加湖沼)について比較を行う。

(地環研等の役割)
地方自治体で管理している湖沼について、水質・流域情報ならびに生物(プランクトン・水生植物、魚類等)に関する既存の情報を収集し、整理・提供を行なう。併せて、地方公共団体でのモニタリングなどの取り組みや湖沼をめぐる漁業者や地元住民の取り組みについても、情報を収集し、報告する。
担当湖沼について、生物多様性と生態系評価のためのモニタリングや評価を実施する。

(スケジュール)
平成24年度 各都道府県の各湖沼についての水質・流域情報ならびに生物(プランクトン・水生植物、魚類等)に関する既存の情報収集と整理を行い、現状と過去からの変化を把握する。情報が著しく不足している湖沼については現地調査を実施する。

平成25年度 集められた情報をもとに、生態系や生物多様性評価の変化を指標するパラメタや評価手法・モニタリング手法について検討する。不足データについては、現地調査を実施する。

平成26年度 参加湖沼についての生態系・生物多様性情報の整備を行い、それらをもとに湖沼生態系評価のための解析及び統合化を行う。さらに、評価のためのモニタリング手法や評価手法を共有する人的ネットワークを構築する。

今年度の研究概要

各担当湖沼において、統一した調査手法で、水生植物もしくは淡水魚類のモニタリングを実践する。また得られた調査結果を束ねて、全国湖沼の生物多様性評価・湖沼間比較を行う。また、今後の持続的な長期生物モニタリングについて議論を行う。

外部との連携

(地独)北海道立総合研究機構環境・地質研究本部環境科学研究センター、宮城県保健環境センター、茨城県霞ケ浦環境科学センター、山梨県衛生環境研究所、静岡県環境衛生科学研究所、浜松市保健環境研究所、福井県衛生環境研究センター、愛知県環境調査センター、滋賀県琵琶湖環境科学研究センター、京都府保健環境研究所、名古屋市環境科学調査センター、鳥取県生活環境部衛生環境研究所、島根県保健環境科学研究所、鹿児島県環境保健センター、熊本市環境総合センター、(地独)青森県産業技術センター内水面研究所、福島県内水面水産試験場、神奈川県水産技術センター内水面試験場、
福井県海浜自然センター、鳥取県栽培漁業センター、島根県水産技術センター、熊本市立熊本博物館

関連する研究課題
  • 0 : 生物・生態系環境研究分野における研究課題

課題代表者

高村 典子

  • 生物・生態系環境研究センター
    琵琶湖分室(生物)
  • フェロー
  • 学術博士
  • 生物学
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担当者