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水害廃棄物処理計画策定とその実効性確保のための研究(平成 26年度)
Development and Implementation of Flooding Disaster Waste Management

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1214CD020
開始/終了年度
2012~2014年
キーワード(日本語)
水害廃棄物
キーワード(英語)
Flooding Disaster Waste

研究概要

近年,大規模水害が頻発しているが,我が国の基礎自治体においては,いまだ水害廃棄物処理計画の策定はほとんど進められていない。本研究は,水害廃棄物処理計画策定の不徹底の状況に問題意識をもち,かつ既に策定された水害廃棄物処理計画の実効性にも大きな課題が残されていることに注目し,自治体におけて,より実効性の高い水害廃棄物処理計画を策定するために,行政・市民・NPO・事業者の関係アクターの参加を経て,水害廃棄物処理計画の策定を試行し,防災訓練等を通じて,水害廃棄物処理計画策定支援を行うことを目的とする。

研究の性格

  • 主たるもの:政策研究
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

平成24年度
各市町村における水害廃棄物処理計画の策定状況の調査を行うとともに,策定されている水害廃棄物処理計画の実効性に関する調査を行う。
平成25年度
ボランティアを中心とした関係アクターの取り組み調査を行うとともに,被災者への社会調査を実施し,水害廃棄物の排出過程を明らかにする。また,国土交通省など水防分野で取り組みがなされているハザードマップを用いて,水害廃棄物発生量を推定し.その処理に係るリソースについて検討する。
平成26年度
市民参加型会議手法を用いてモデル計画の策定を試行する。

今年度の研究概要

洪水ハザードマップを用いて,水害廃棄物発生量を推定し.水害廃棄物発生量マップのデータベースとしてのコンテンツを作成する。また,発生量とその処理に係るリソースとの関係について検討する。

外部との連携

研究代表者:岡山朋子(大正大学)

課題代表者

平山 修久