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適切排水処理システムの実用的な展開に関する研究(平成 27年度)
Study on practical deployment of an appropriate wastewater treatment system

予算区分
AO 所内公募A
研究課題コード
1315AT002
開始/終了年度
2013~2015年
キーワード(日本語)
排水処理システム,実用化,省エネルギー
キーワード(英語)
wastewater treatment system, practical use, energy conservation

研究概要

国環研を中心に基礎技術を開発してきた適切排水処理システムの実用的な展開を促すため、民間企業、海外の研究機関との連携による実排水を用いた実証性能評価、技術システムの最適化を行う。具体的には、(1)無加温メタン発酵排水処理システムの実産業排水による性能実証試験、(2)糖蜜系バイオ燃料製造廃液処理システムの適地化(簡素化)と周辺技術(処理水の再利用、高度処理)の開発を行う。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

本研究では、民間企業、海外の研究機関との連携による性能実証評価、技術システムの最適化(適地化, 周辺技術の開発)を行い、適切な有機性排水処理技術の実用的な展開を図る。具体的には、(1)低濃度排水の無加温メタン発酵処理技術については、実産業排水処理試験による性能実証と技術の最適化・適用範囲の拡大により実機化を推し進める、(2)糖蜜系バイオ燃料製造廃液処理システムの適地化については、今後の技術展開を見据え、処理の安定化(他の排水との混合処理)、処理システムの簡素化(建設コスト削減)、処理水の高度処理・循環利用に関する検討を行う。

今年度の研究概要

低温メタン発酵による実産業排水の処理試験を行い、その排水処理特性の評価を行う。バイオ燃料製造廃液の処理については、既存の処理システムの調査を実施した上で、適切な処理システム構成の検討を行い、廃液処理試験を継続的に実施する。

(1)低濃度排水の無加温メタン発酵処理技術の実現化
・適用排水種の拡大に関する検討・運転手法の最適化
グラニュール汚泥床法の適用範囲拡大を目指し、難分解性有機物を含む廃水の処理特性をラボスケール試験により把握すると共に、処理性能の安定化・高度化に関する制御手法を検討する。また関連する特許の出願と、実用化に向けた研究実施体制の構築を行う。

(2)糖蜜系バイオ燃料製造廃液処理システムの適地化
・バイオ燃料製造廃液処理の安定化・高度化に関する検討
高濃度廃液の処理を安定的かつ容易に行うために、他の有機性排水との混合処理や、適切な前処理・後処理手法の検討を実廃液処理試験により継続的に行う。また、適切技術の実現化を見据え、現地における廃液の処理状況の把握や関係省庁との情報交換を行う。

外部との連携

コンケン大学(タイ)、タイ工業省、民間プラントメーカー 他

関連する研究課題
  • 0 : 地球環境研究分野における研究課題

課題代表者

珠坪 一晃

  • 地域環境研究センター
  • 副センター長
  • 博士(工学) エネルギー・環境工学
  • 工学,土木工学,生物学
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担当者