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PM2.5の時間値データの精度管理に係る検討(平成 28年度)
Examination of the accuracy control of PM2.5 hourly observation data

予算区分
AQ センター調査研究
研究課題コード
1416AQ001
開始/終了年度
2014~2016年
キーワード(日本語)
微小粒子状物質,時間値,精度管理
キーワード(英語)
PM2.5, hourly data, accuracy control

研究概要

PM2.5の環境基準は2009年に定められ、その後数年間で急速に全国の常時観測網が整備された。PM2.5測定の公定法は一日値を基準に定められており、一時間値については定められていない。過去数年で蓄積されたPM2.5一時間値データを精査すると、明らかに不自然な日内変動を示す地点が存在するなど、PM2.5の時間値データの精度については、詳細に検討する必要がある。
本研究は、他の関連研究の成果をとりまとめ役を行い、PM2.5の時間値データの精度を検討し、妥当な観測データ群を得るための適当なスクリーニング法等について検討する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

2014年度:PM2.5時間値の不自然な振舞をどのように定義するか検討し、スクリーニング法を確立する。
2015年度:これまでのPM2.5時間値(確定値)にスクリーニングを行い、どの程度の頻度で異常値が存在するか、また、それ関して機種や地域の偏りがあるか等を調べた。
2016年度:過去二年の成果をまとめ、適切なスクリーニング法を提案し、また必要ならば過去データの再解析を行う。

今年度の研究概要

2016年度は、過去二年の成果をまとめ、適切なスクリーニング法を提案し、また必要ならば過去データの再解析を行う。

関連する研究課題

課題代表者

菅田 誠治

  • 企画部
  • 次長
  • 博士 (理学)
  • 理学 ,地学
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