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新たな自然保護区デザイン:文化生態系サービスと生物多様性に関する相補性アプローチ(平成 28年度)
New nature reserve design: complementary approach on cultural ecosystem services and biodiversity

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1618CD025
開始/終了年度
2016~2018年
キーワード(日本語)
自然保護区,生態系サービス,保全計画,世界自然遺産,国立公園
キーワード(英語)
protected area,Ecosystem service,Conservation planning,World Natural Heritage Site,National park

研究概要

自然保護区の拡大は環境政策における最重要課題の1つである。しかし、生物多様性の保全だけに特化した自然保護区の拡大は社会的に許容され難い。特に世界自然遺産への登録準備が進む奄美群島においては、生物多様性保全と観光を中心とした文化生態系サービス機能の維持向上の両立は喫緊の課題となっている。
本研究では、奄美群島において、生物多様性と文化生態系サービスを定量的に評価し、マップ化するとともに、両者の空間的な重なりとギャップを明らかにすることを目的とする。また、明らかにした生物多様性と文化生態系サービスのデータを用いて、相補的な解析を実施し、両者の機能を効果的、効率的に発揮する自然保護区デザインを提案する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

奄美群島において、生物多様性と文化生態系サービスを定量的に評価し、マップ化するとともに、両者の空間的な重なりとギャップを明らかにする。また、明らかにした生物多様性と文化生態系サービスのデータを用いて、相補的な解析を実施し、両者の機能を効果的、効率的に発揮する自然保護区デザインを提案する。

今年度の研究概要

主として奄美群島における文化生態系サービスおよび生物多様性に関して、既存データの整備・収集を行う。その後、既存データから得られた知見を踏まえた上で、アンケート調査による文化生態系サービスの把握を行う。本研究におけるアンケート調査の主な対象は観光客であるが、その他の関係者へのアンケート調査やインタビュー調査も補足的に実施する。加えて、生物多様性について現地調査を実施し、既存データの有効性を検討するとともに次年度の調査に向けた試行を行う。また既存データとともに、分担者および協力者等と打ち合わせを実施し、次年度以降の調査デザインについて綿密な調整を図る。

外部との連携

分担者である曽我昌史氏(東京大学)と連携して研究を実施する。

課題代表者

久保 雄広

  • 生物・生態系環境研究センター
    生物多様性保全計画研究室
  • 研究員
  • 博士(農学)
  • 経済学,心理学,林学
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