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気候変動適応情報プラットフォーム等に関する調査委託業務(平成 30年度)
Entrustment of Investigations for Information Platform on Adaptation to Climate Change.

予算区分
BY 環境-委託請負
研究課題コード
1621BY001
開始/終了年度
2016~2020年
キーワード(日本語)
地球観測,気候変動,関係府省・機関連携,適応
キーワード(英語)
Earth Observation, Climate Change, Collaboration between ministries and institutions, Adaptation

研究概要

総合科学技術会議が平成16年12月にとりまとめた「地球観測の推進戦略」の下に設置された地球観測連携拠点(温暖化分野)(以下「連携拠点」という」)では、当該分野における国内外の観測ニーズや進捗状況等の情報を集約するとともに、関係府省庁、関係機関による連携を推進する等の機能を積極的に果たしてきた。一方、「地球観測の推進戦略」が策定後10年を迎えたことを受け、地球観測を取り巻く国内外の動向を踏まえ策定された「今後10年の我が国の地球観測の実施方針」(平成27年8月25日地球観測推進部会決定)では、観測および予測の継続的実施、気候リスク情報等の体系化、地域での適応の推進等が基本戦略に挙げられている。以上を踏まえ、本事業では、連携拠点の意思決定を行う関係府省庁・機関連絡会議の依頼を受けて、地球温暖化観測推進事務局の運営を行い、関係府省庁が有する情報基盤等等と連携して利用者ニーズに応じた情報提供を行うとともに、適応計画の策定等の行動を支援するツールや優良事例の収集・整理等の活動基盤となる気候変動情報プラットフォームの構築等、取り組みの強化を図る。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:

全体計画

地球温暖化観測推進事務局は、科学技術・学術審議会研究計画・評価分科会の地球観測推進部会において、国立環境研究所に設置することが承認されている。本業務では、連携拠点の成果を最大限に得るため、事務局業務全体の企画・調整に加え、主に以下の業務を実施する。
1)地球温暖化観測・情報利活用推進委員会、および関係府省庁・機関連絡会議の運営支援
2)気候変動適応情報プラットフォームの構築・運営
3)専門事項を検討するワーキンググループの運営
4)気候変動影響統計ポータルサイトの運用
5)シンポジウムの開催支援
6)地球観測に対するニーズ及び気候変動適応に関する調査

今年度の研究概要

(1)気候変動適応情報プラットフォームの運営
・気候変動適応情報プラットフォームの充実・強化
・気候変動適応に関する普及啓発リーフレット作成
・地域適応コンソーシアム事業との連携
(2)アジア太平洋適応情報プラットフォーム(AP-PLAT)の構築準備
・AP-PLATのプロトタイプの作成
・AP-PLATのハブ構築支援
(3)地球温暖化観測推進事務局の活動
・関係府省庁・機関連絡会議の運営支援
・専門事項を検討するワーキンググループ(WG)の運営
・気候変動及びその影響の観測・監視、予測の推進に向けた検討
・温室効果ガス観測推進に向けた国際イニシアティブに関する検討

備考

旧研究課題コ−ド:1115BY001

課題代表者

肱岡 靖明

  • 気候変動適応センター
  • センター長
  • 博士(工学)
  • 工学
portrait

担当者

  • portrait
    三枝 信子地球システム領域
  • 廣安 正敬
  • 福村 佳美
  • 高橋 奈津子
  • 須賀 伸介
  • 岡田 将誌気候変動適応センター
  • 有田 康一
  • 眞家 英栄
  • 篠原 悠
  • 向井 人史
  • 吉野 幹浩
  • 室町 博子