ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方

環境学、医学の両方向からアレルギーの制圧・撲滅をめざす総合的、系統的研究(令和 2年度)
Comprehensive and systematic study for control/eradication of allergic diseases via environmental and medical approaches

予算区分
CD 文科-科研費
研究課題コード
1620CD005
開始/終了年度
2016~2020年
キーワード(日本語)
アレルギー,免疫担当細胞,神経系,環境汚染物質
キーワード(英語)
allergy,immune cells,nervous system,environmental pollutants

研究概要

環境汚染が広く蔓延する現代社会において、アレルギーを制圧するためには、医学的対策のみならず、環境汚染物質対策(環境学的対策)が不可欠である。本研究では、個体、臓器、細胞レベルの系統的研究により、アレルギー悪化の鍵を握る細胞および標的分子を探索するとともに、環境中のアレルギー悪化要因や物質を検討し、その削減をめざす環境学的対策を提案する。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:技術開発・評価

全体計画

個体、臓器、細胞レベルの系統的研究により、環境汚染物質によるアレルギー悪化のメカニズムを解析する。特に、免疫応答の起点を担う抗原提示細胞をはじめ、種々の免疫担当細胞に注目し、悪化の鍵を握る細胞及び細胞間相互作用と、そこで重要な役割を演ずる細胞内分子や細胞表面分子、液性因子を明らかにする。なお、病変局所だけでなく、免疫担当細胞がつくられる骨髄の微小環境および骨髄細胞の変化や脳神経系のパラメータ(神経伝達物質、サイトカイン、神経栄養因子、ストレスに関わるオピオイド、ミクログリア)の変化等を解析し、病態との関係を検討する。

今年度の研究概要

リン系難燃剤のリン酸トリス(1,3-ジクロロ-2-プロピル)の混餌経口曝露がアレルギー性喘息モデルマウスに及ぼす影響を評価し、骨髄等リンパ組織を中心とした解析を行うとともに、中枢神経系への影響にも着目し、神経免疫パラメータの変化を解析する。また、これまでの成果をとりまとめ、化学物質の低用量曝露がアレルギー疾患に与える影響の共通指標等に関する検討も加える。

外部との連携

研究代表者:京都大学大学院工学研究科 高野裕久 教授

備考

課題番号16H06308 (科研費・基盤S)

課題代表者

小池 英子

  • 環境リスク・健康研究センター
    病態分子解析研究室
  • 室長
  • 博士(医学)
  • 医学,生物学
portrait

担当者