ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方
2017年4月10日

受賞のお知らせ ~ 井上 智美 主任研究員が
Hot Article Award Analytical Sciences を受賞

概要

受賞者氏名: 井上智美 (生物・生態系環境研究センター)
賞の名称:  Hot Article Award Analytical Sciences
授賞機関:  Analytical Sciences
受賞年月日: 2017年3月10日
受賞対象:  Real-time in-situ Simultaneous Monitoring of Dissolved Oxygen and Materials Movements at a Vicinity of Micrometers from an Aquatic Plant by Combining Deflection of a Probe Beam and Fluorescence Quenching,Analytical Sciences, 33, 351-355, 2017.

ひとこと

本論文は福岡工業大学の呉行正教授と共同で進めている研究で、植物体表面の物質の出入りを計測する新規計測法として「ビーム偏向・蛍光・吸光度同時測定系」を開発し、水生植物体表面近傍の酸素の出入りをリアルタイムで計測したことを報告するものです。植物の葉や茎や根では、その生命活動に伴って様々な物質が出入りをしています。この様子を非破壊にリアルタイムで詳細に計測できたら、これまで知られていなかった様々なことが明らかになるかもしれません。本計測法で様々な物質の計測を簡便に行えるようにするには、まだ検証しなければならないことが残されています。今後も、この計測法の確立と発展につとめて行きたいと思います。

ビーム偏向・蛍光・吸光度同時測定系
植物体表面の近くで、物質の出入りによる濃度勾配があると、そこを通るレーザー(405nm)が曲がる(偏光)。偏光角度をセンサーで検出することで(Position sensor)、物質の出入りをリアルタイムに追うことが出来る。