ユーザー別ナビ |
  • 一般の方
  • 研究関係者の方
  • 環境問題に関心のある方
2018年11月1日

受賞のお知らせ ~
鈴木薫特別研究員・多島良主任研究員らが廃棄物資源循環学会より優秀ポスター賞を受賞

概要

受賞者氏名: 鈴木薫特別研究員・多島良主任研究員(資源循環・廃棄物研究センター)
賞の名称:  優秀ポスター賞を受賞
授賞機関:  廃棄物資源循環学会
受賞年月日: 2018年09月13日
受賞対象:超高齢社会におけるごみ集積所管理の実態と課題の整理,第29回廃棄物資源循環学会研究発表会, なし , 69-70,2018

ひとこと

我が国のごみ収集は、戸別収集を行っている一部市町村を除き、多くがごみ集積所を通じて行われています。ごみ集積所の管理は原則として利用者である市民が行うこととなっており、多くの場合は自治会を通じた維持管理が行われています。しかし今後、高齢化や自治会加入者の減少による自治会のごみ集積所管理能力の低下や、それに伴い従来通りのごみ集積所管理が困難な地域がでてくること等が予想されます。本研究は、超高齢社会におけるごみ集積所管理のサポート手法を検討することを目的としており、本報告はその第一段階として、現時点でのごみ集積所管理の実態と課題について調査したものです。  ごみ集積所は私たちの暮らしに大変身近なものですが、全国的な統計データは存在せず、特にその形態に係る情報はほとんど把握されていません。今後はさらに調査をすすめ、集積所の形態ごとの課題を明らかにし、ごみ集積所管理の負担を減らすことと、管理の担い⼿を確保することの両⾯から、超⾼齢社会における集積所の問題にアプローチしていきたいと考えています。

リンク

  • 組織紹介-資源循環・廃棄物研究センター

研究者紹介