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2020年9月7日

受賞のお知らせ ~
鈴木重勝特別研究員が日本藻類学会から第16回日本藻類学会研究奨励賞を受賞

概要

受賞者氏名: 鈴木 重勝(生物・生態系環境研究センター)
賞の名称:  第16回日本藻類学会研究奨励賞
授賞機関:  日本藻類学会
受賞年月日: 2020年03月27日
受賞対象:  二次共生成立過程における共生者ゲノム縮退進化の研究

ひとこと

藻類を含む植物は葉緑体内で光合成を行います。葉緑体は、光合成を行う生物を細胞内に取り込んで維持する「細胞内共生」という現象によって成立したと考えられています。この現象は、生物が新たに光合成能を獲得するという点において、その生物の生態や周りの環境に大きなインパクトを与えます。したがって、葉緑体獲得における細胞内共生の仕組みや成立過程は、多くの研究者によって精力的に研究が進められています。 今回の受賞では、これまでに私が行ってきた葉緑体獲得過程におけるゲノム縮退に関する研究を評価していただきました。一般的に、細胞内共生の過程では、葉緑体のもととなった生物のゲノムは縮小化していきます。本研究では、様々な種類の藻類のゲノムを比較することで、この縮小過程の一端を明らかにしています。今回の受賞を励みに、今後も様々な藻類を研究材料として、ゲノムと生物、それを取り巻く環境の横断的な研究を、精力的に進めていく所存です。