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洋上風力発電を利用した水素製造技術開発(平成 18年度)
Development of Hydrogen Generating Wind Farm on Mega-Floats in the Ocean

予算区分
BH 環境-石油特会
研究課題コード
0307BH598
開始/終了年度
2003~2007年
キーワード(日本語)
水素製造,メガフロート,洋上風力発電,海水電解,持続可能エネルギー
キーワード(英語)
HYDROGEN GENERATION, MEGA-FLOAT, WIND FARM IN THE OCEAN, BRINE ELECTROLYSIS, SUSTAINABLE ENERGY

研究概要

持続可能なエネルギー源である太陽エネルギーは、化石燃料と比較してエネルギー密度が小さく、その変動も大きいため、エネルギー供給側としては扱いにくい対象である。このため、敷設面積が大きく設置場所が確保できない、あるいは金銭的なコストが高くなるなど、基幹エネルギーとして認知されるには至っていない。
本研究では、我が国陸地面積の10倍の広さを有する経済専管水域を対象として、非係留型大型浮体上に風力発電設備と海水電解設備を設置し水素製造を行う「水素製造用非係留洋上ウィンドファーム」の成立可能性について、エネルギー収支と環境負荷・影響の観点から検討を行い、技術的な問題点の解決を通して、環境的に持続可能な風力エネルギーを、基幹エネルギーとして成立させうるシステムの構築を目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:

全体計画

1)システム基本概念の構築(15年度)


2)システム設計(16年度-17年度)


3)全体システム仕様確定・システムライフサイクルアセスメント(18年度-19年度)

今年度の研究概要

1)成果目標


 設計条件を満足する強度を有し、かつ、エネルギー産生までの最終目標EPR19以上を可能とする浮体・風車統合システムの確定




2)研究概要


・浮体・風車統合システムの詳細設計

・最適荒天回避アルゴリズムの確定

・エネルギー効率の高い水電解システムの検討

・浮体形状最終モデルのLCA実解析(EPR算定)

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動(環境研究基盤技術ラボラトリー)

課題代表者

植弘 崇嗣

担当者

  • 内山 政弘
  • 須賀 伸介
  • 江嵜 宏至