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 環境標準物質とは、そこに含まれている化学物質の濃度が正確に求められている環境試料で、環境分析における標準として極めて重要なものです。国立環境研究所では、現在15種類の環境標準物質を販売しております。

 環境試料は化学組成が極めて複雑なため、試料の前処理や測定が難しく、単純な標準溶液を用いたのではなかなか正しい分析値を求めることができません。このような場合には分析試料と化学組成がよく似た標準物質を用いることにより、分析値の正確さを向上させることができます。

 環境標準物質はこの他に、(1)新しい分析技術を開発する際に正確さ、精度を評価するため、(2)機器分析の校正用標準物質として、(3)分析現場における精度管理のため、などの目的で使われ、化学分析における基準物質として極めて重要かつ有用なものです。

 わが国では当研究所の前身である環境庁国立公害研究所が、早くから開発を進めてきましたが、現在は要望の多い標準物質の再調製も含め、残留性化学物質の環境分析に必要とされる環境標準物質を中心に作製しております。

 「こんな標準物質が欲しい。」といったご意見を下記 e_mail アドレスまでお寄せください。今後も、皆様からのご意見、ご要望を反映させた環境標準物質を作製してまいります。

国立環境研究所
環境計測研究センター 環境標準物質
〒305-8506 つくば市小野川16-2
FAX: 029-850-2900
e-mail: nies.crm@nies.go.jp

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