- 予算区分
- AE 経常
- 研究課題コード
- 0608AE438
- 開始/終了年度
- 2006~2008年
- キーワード(日本語)
- 有害化学物質,転写因子
- キーワード(英語)
- ENVIRONMENTAL CHEMICALS, TRANSCRIPTION FACTORS
研究概要
近年、種々の化学物質が転写因子や核内受容体に作用して遺伝子の転写を変化させ、生体に悪影響を及ぼすことが報告されている。本研究では、有害化学物質の臓器・細胞特異的な影響について転写因子の作用に着目してメカニズムを明らかにする。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:
全体計画
ダイオキシンをはじめとした有害化学物質が免疫系・免疫細胞に及ぼす臓器・細胞特異的な影響を中心に、転写因子の作用に着目してそのメカニズムを検討する。
今年度の研究概要
ダイオキシンは、Tリンパ球の転写因子AhRを活性化することによって免疫反応を抑制することが示唆されている。この仮説を検証するために、最近私達が作成したTリンパ球でのみ活性化型AhRを発現しているトランスジェニックマウスの免疫機能について検討する。
- 関連する研究課題
- 0 : その他の研究活動(環境健康研究領域)
課題代表者
野原 恵子
担当者
-
鈴木 武博環境リスク・健康領域