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有用・有害金属挙動に着目した都市ごみ焼却残渣の循環資源化トータルスキームの構築(平成 28年度)
Construction of the total recycling scheme of municipal solid waste incineration residues focusing on behaviors of useful and toxic metals

予算区分
BE 環境-推進費(補助金)
研究課題コード
1416BE001
開始/終了年度
2014~2016年
キーワード(日本語)
焼却残渣,リサイクル,金属
キーワード(英語)
Incineration residue, Recycle, Metal

研究概要

一般廃棄物焼却残渣は有用/有害な金属を含有し、年間約500万トンが持続的に排出される。本研究は、このような質と量を考慮し、焼却残渣の金属回収と土木資材化、さらに、最小化した残渣の長期安全な埋立処分のための研究に取り組むことにより、循環型社会に相応しい焼却残渣の利用/処分法の確立を目指す。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:行政支援調査・研究

全体計画

焼却工程で発生する各焼却残渣(焼却炉底灰、火格子落じん、ボイラー捕集灰、ガス冷却塔捕集灰、集じん灰等)への金属50元素の分配挙動を実施設調査により把握する。焼却工程における各残渣への金属分配挙動と化学形態を推定できる金属挙動推算モデルを開発する。エージング処理や固化材処理による、盛土内部利用または道路路盤利用を想定した土木資材化の可能性を明らかにし、ガイドラインを提案する。長期安全性を評価できる試験系を構築し、土木資材利用と最終処分シナリオのそれぞれに対して、焼却残渣に要求すべき環境安全品質を提示する。

今年度の研究概要

流動床式焼却施設について各焼却残渣の組成調査を実施し、金属分配挙動特性を明らかにする。マルチゾーン平衡熱力学モデルによる実挙動の再現性を高める。焼却主灰エージング実験では、マウンド密度の違いによる影響の把握と、品質変動とその管理方法等を検討する。エージング処理と固化材処理した灰にpH依存性試験を適用し、pH変化に対する安定性を評価する。以上に基づき、循環型社会に相応しい焼却残渣利用/処分のトータルスキームを提示する。

外部との連携

鳥取県衛生環境研究所、福岡大学、大阪市立大学

課題代表者

肴倉 宏史

  • 資源循環・廃棄物研究センター
    循環利用・適正処理処分技術研究室
  • 室長
  • 博士(工学)
  • 工学
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担当者