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気候変動の「じぶんごと化」アプリを活用した行動変容を促す方法論開発(令和 5年度)
Methodology development to promote behaviour change using the Climate Change

研究課題コード
2325NA001
開始/終了年度
2023~2025年
キーワード(日本語)
カーボンフットプリント,行動変容,情報提示,脱炭素社会
キーワード(英語)
Carbon footprint,Behavior change,Information provision,Decarbonized society

研究概要

脱炭素社会の実現に向け、パーソナライズされた温室効果ガス排出量(カーボンフットプリント)を可視化するツールの社会実装が進んでいる。このような可視化を通した環境意識の向上効果は既存研究でも分析されてきたが、実際の行動変容や消費者属性に着目した検証は不十分であった。本研究は、研究代表者らがプラットフォームの開発に携わった気候変動を「じぶんごと化」するカーボンフットプリント可視化アプリを活用し、アプリの効果検証および利用者データの分析を行う。また、個人の日常的消費行動の変容に加え、脱炭素社会の構築に向けた社会参画をも促すための情報提示手法を提案する。

研究の性格

  • 主たるもの:応用科学研究
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

令和5年度は、カーボンフットプリント可視化アプリにおける追加的な情報提示および効果検証調査のための文献レビューを行う。
令和6年度は、カーボンフットプリント可視化アプリの利用者データの分析を行い、脱炭素行動に関する行動意図と消費者属性の関係を明らかにする。また、カーボンフットプリント可視化アプリの効果検証のため、アプリ利用と質問票を組み合わせた調査に着手する。
令和7年度は、アプリの効果検証に関する調査の結果分析を行い、カーボンフットプリント可視化ツールを行動変容につなげるために必要な要素を明らかにする。

今年度の研究概要

カーボンフットプリント可視化アプリにおける追加的な情報提示および効果検証調査のための文献レビューを行う。

外部との連携

一橋大学

関連する研究課題

課題代表者

小出 瑠

  • 資源循環領域
    国際資源持続性研究室
  • 主任研究員
  • 博士(工学)、修士(政策分析)
  • 工学,政策学
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担当者