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2009年12月15日

COP15・CMP5サイドイベント 「Low-Carbon Asia -Visions and Actions-」デンマーク・コペンハーゲンからの報告(その2)

 国立環境研究所は、国連気候変動枠組条約COP15/CMP5が開催中のデンマーク・コペンハーゲン・ベラセンター国際会議場内において、研究所の活動を紹介するブースを設置し、各国の政府代表団、NGO、メディア等に対してPR活動を行っています。

 ブースにおいては、温室効果ガス観測技術衛星いぶき(GOSAT)によって得られた最新の温室効果ガス観測データや持続可能な低炭素社会(LCS)構築に関する研究などの紹介を行っています。

 今回は来場者が多く、特にアフリカ諸国の代表団からは、「アフリカ諸国においても温室効果ガスのモニタリングを実施してほしい」、「アジアだけでなく中南米やアフリカと共同研究することはできないのか」等の質問を受けるなど、NIESの活動に強い関心を持っていただいています。

 また、今回は低炭素社会に関する研究にも関心が高く、資料の配布に当たっては、原則、紙媒体からCDに移行したことも、参加者から、「これならかさばらず、重くない」と好評でした。

 研究所では、会議終了の12月18日までブースを運営する予定です。

写真:サイドイベントの様子