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2021年12月28日

過去の環境儀から

これまでの環境儀から、アジアの環境研究に関するものを紹介します。

No.74「アジアの研究者とともに築く脱炭素社会−統合評価モデルAIMの開発を通じた国際協力」

No.74表紙

気候変動によって引き起こされる洪水や干ばつなどの自然災害は、世界の社会や経済に大きな影響を与えると予測されています。国立環境研究所ではすでに1990年から温室効果ガス排出量の予測、対策や影響を評価するための統合評価モデル「アジア太平洋統合評価モデル(AIM:Asia-Pacific Integrated Model)」の開発に取り組み、アジアの国々とともに発展させてきました。本号では、アジアの持続可能な発展に貢献してきた研究やAIMを通じた人材育成などについて紹介しています。

No.63「「世界の屋根」から地球温暖化を探る〜青海・チベット草原の炭素収支〜」

No.63表紙

森林は温暖化の主要因である大気二酸化炭素の吸収源として機能することが期待されています。しかし、森林とほぼ同じ面積を占める草原では、二酸化炭素の吸収能力についてあまり把握されていませんでした。そこで、最も標高の高い青海・チベット草原に注目し、さまざまな角度から温暖化関連の研究を展開してきました。本号では、主に炭素収支に関連する研究成果、そして現在展開している温暖化長期モニタリング研究を紹介します。

No.42「環境研究 for Asia/in Asia/with Asia−持続可能なアジアに向けて」

No.42表紙

国立環境研究所では、以前からアジアを対象・フィールドとした研究、そしてアジアの研究機関等を共同研究のパートナーとした環境研究を進めてきました。国立環境研究所でのこれまでのアジア研究の経緯を紹介するとともに、国境を越えた大気汚染に関する研究、アジアでの河川から海に至る水環境の研究、そしてメコン流域の生態系がもつ機能に関する研究など、アジア自然共生研究プログラムの成果を紹介します。

No.12「東アジアの広域大気汚染−国境を越える酸性雨」

No.12表紙

国立環境研究所では、1990年から東アジアの広域大気汚染の科学的解明をめざした研究に取り組んでいます。本号ではその中から、モデルに用いる正確な大気汚染物質発生量を提供するための「東アジア地域における発生源インベントリーの構築」、そして初めて実施することができた中国での「航空機観測によるエアロゾル性状の空間分布測定」に関する研究を中心に紹介します。