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2011年6月18日

国立環境研究所 公開シンポジウム2011 ミル・シル・マモル 〜命はぐくむ環境を目指して〜

国立環境研究所研究報告 R-206-2011

国立環境研究所 公開シンポジウム2011 ミル・シル・マモル 〜命はぐくむ環境を目指して〜
R-206-2011 [15.0MB]

 本報告は、2011年6月18日(土)によみうりホール(東京)、同25日(土)にシルクホール(京都)において開催した、国立環境研究所公開シンポジウム2011 『ミル・シル・マモル~命はぐくむ環境を目指して~』の発表要旨をまとめたものです。

 2011年3月11日に未曾有の東日本大震災が発生しました。今回の公開シンポジウムでは環境研究の最新の成果をお伝えするとともに、大震災直後からの被災地の復旧・復興に向けた当研究所の取組みについて、緊急報告を行いました。

 シンポジウムは2部構成とし、第一部では、当研究所における大震災後の復旧・復興に向けた取組みについて、大震災後に被災地にはいりがれき処理など対応している研究者から報告を行いました。続く第二部では、3名の演者が最新の研究成果として、放射性物質や大気汚染物質の大気シミュレーション、温暖化と海洋酸性化、化学物質の健康影響について紹介しました。報告・講演の他に当研究所の東日本大震災復旧・復興貢献本部関連のポスターも含めて、18件のポスター発表を行いました。

 本報告には、講演発表3題について各1ページ、ポスター発表18題について各半ページの要旨が図表入りで掲載されています。緊急報告4題については別添資料としました。限りある紙幅のなかで、それぞれの報告・講演など研究のエッセンスをご紹介しています。本報告が、環境をめぐるさまざまな問題と、国立環境研究所の活動とについてご理解いただく一助となれば幸いです。

(セミナー委員会/社会環境システム研究センター 原澤英夫)