- 予算区分
- AF 奨励
- 研究課題コード
- 0304AF568
- 開始/終了年度
- 2003~2004年
- キーワード(日本語)
- ES細胞,細胞分化,胎児毒性,霊長類
- キーワード(英語)
- ES CELL,CELL DIFFERENTIATION,EMBRYOTOXICITY,PRIMATE
研究概要
環境有害因子の毒性発現は、発生期、成熟期、老齢期の各年齢相で異なり、また臓器や細胞の種類、個体によっても異なる。特に発生初期には有害因子に対する感受性が高く、その後の発達に大きな影響を与えるが、発生初期における環境有害物質の毒性評価は困難である。本プロジェクトは、ヒトに外挿可能な発生初期における環境有害物質の毒性評価モデルの構築を目的として、サル由来のES細胞の細胞分化系を用いた毒性評価法の開発を行う。本系は、特に、in vivo実験の困難な経胎盤性の有害物質の発生毒性のスクリーニングに有用であると考えられる。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:技術開発・評価
全体計画
サルES細胞の神経系細胞への分化系を検討する。(15年度後期)。
サルES細胞の神経系細胞への分化系を確立する。確立した分化系に環境有害物質の曝露を行い、ES細胞の分化への影響を生化学的手法を用いて細胞レベルで評価を行う。(16年度前期)。
今年度の研究概要
選択的に神経系細胞への分化を誘導する条件の検討を行う。続いて、確立した細胞分化系に環境有害物質の曝露を行い、ES細胞の分化への影響を生化学的手法を用いて細胞レベルで評価を行う。
課題代表者
山元 恵
担当者
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平野 靖史郎
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崔 星