- 予算区分
- AE 経常
- 研究課題コード
- 0308AE539
- 開始/終了年度
- 2003~2008年
- キーワード(日本語)
- 分光計測,遠隔計測,放射伝達,実験室分光,分光パラメータ
- キーワード(英語)
- SPECTROSCOPIC MEASUREMENT, REMOTE SENSING, RADIATIVE TRANSFER, LABORATORY SPECTROSCOPY, LINE INTENSITY
研究概要
人工衛星、地上等からの分光遠隔計測によって地球大気中の微量成分の存在量及びその変動を把握するとき、より精度良く必要な情報を得るためには、遠隔計測法、放射伝達の取り扱い及びデータ解析法に関する検討と微量成分の分光パラメータの高精度化が重要である。本研究では分光学の視点に立って関連する研究を行い、高精度化に貢献することを目標とする。
研究の性格
- 主たるもの:技術開発・評価
- 従たるもの:基礎科学研究
全体計画
実験室での高感度高分解能分光装置の開発、大気微量成分測定セルの制作、分光パラメータ取得及び評価(平成15〜20年度)。
分光法を用いた遠隔計測に有効な手法の検討、開発及び実証的研究(平成15〜20年度)。
放射伝達の取り扱いとデータ解析法の検討(平成15〜18年度)。[平成17〜18年度]:ハードと解析アルゴリズムのインターフェースに重点を置く。
上記の研究をもとに次期遠隔計測研究へ発展を行う(平成19〜20年度)。
今年度の研究概要
大気微量成分(温室効果ガスに重点を置く)の実験室分光測定を継続して行う。測定データの解析を行い、決定したパラメータの評価する。
大気観測用フーリエ変換赤外分光計により取得した測定スペクトルのリトリーバル解析を継続する。経年変化や季節変動の解析を試みる。
分光法を用いた遠隔計測に有効な手法の開発及び実証的研究を開始する。
備考
本研究課題は文科-科研費0708CD386と関連。
- 関連する研究課題
- 0 : 地球環境研究センターにおける研究活動
課題代表者
森野 勇
- 地球システム領域
衛星観測研究室 - 室長(研究)
- 博士 (理学)
- 物理学,化学
担当者
-
杉本 伸夫
-
中根 英昭