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微生物系統保存施設に保存されている微細藻類保存株の分類学的再評価と保存株データベースの整備(平成 19年度)
Taxonomic re-evaluation of microalgal strains maintained in the Microbial Culture Collection at NIES (NIES-Collection) and upgrading of their database

予算区分
AD 基盤ラボ
研究課題コード
0507AD816
開始/終了年度
2005~2007年
キーワード(日本語)
微細藻類,系統保存,分子系統,データベース,品質管理
キーワード(英語)
MICROALGAE, CULTURE COLLECTION, PHYLOGENY, DATABASE, QUALITY CONTROLL

研究概要

微細藻類は、分子系統解析の技術の進歩によって、これまで形態のみで分類されていた分類群の分類学的見直しが行われている。これにともない、微生物系統保存施設に保存されている微細藻類保存株の分子系統解析によって再同定する必要があり、また、国際的にも系統保存施設において高品質の保存株を維持するために再分類同定能力が求められている。そこで、環境研微生物系統保存施設に保存されている保存株のうち、分子系統解析の行われていない株について解析を実施する。また、これらの分子情報とともに、それらの画像や生理特性を含めたデータベースの充実をはかり、保存株利用の利便性を高める。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:応用科学研究

全体計画

これまでに分子系統解析が行われていない分類群について、18Sリボソーム遺伝子等の解析を行う(2005から2007年度)。データベースの利便性を高めるためにホームページの刷新を行い(2005年度)、画像データの追加、遺伝子データのジーンバンクとのリンク等を行う(2006から2007年度)。

今年度の研究概要

これまでの遺伝子データの解析結果をまとめ、微生物系統保存施設のホームページで公開する。

関連する研究課題
  • 0 : 環境測定等に関する標準機関(レファランス・ラボラトリー)としての機能の強化

課題代表者

笠井 文絵

担当者