- 予算区分
- BB 環境-地球一括
- 研究課題コード
- 0711BB323
- 開始/終了年度
- 2007~2011年
- キーワード(日本語)
- 二酸化炭素,フラックス,渦相関法,陸域生態系
- キーワード(英語)
- CO2, Flux, eddy correlation, terrestrial ecosystem
研究概要
国内のタワーフラックス観測サイトを連携して、観測解析の標準共有化、可搬型測器による比較(検定)観測を実施し、国内・アジア地域の観測地点における観測データの信頼性の確保と品質管理された観測データの蓄積を目指す。また、比較観測によってアジア地域の観測体制を整備し、国内外からの科学的・社会的要請に対応するとともに、アジア地域を中心とした我が国の国際的リーダーシップを確保する。
研究の性格
- 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
- 従たるもの:技術開発・評価
全体計画
国内のタワーフラックスサイトの観測システムの見直し、標準的な観測システムによる観測体制を構築する。また、各観測サイトでの観測データの統合化に向けて、可搬型移動観測システムを開発し、フラックス観測の品質保証体制を整備する。特に研究計画の前半では、国内のフラックス観測サイトで確度の高い観測体制の整備を進め、後半でアジア地域のAsiaflux登録サイトへの展開を図る。
今年度の研究概要
富士北麓サイトでのフラックス観測体制を強化するとともに、観測手法の検証/相互比較ができる体制を整備する。特に、より確度の高い観測方法を目指し、渦相関法(オープンパス方式・クローズドパス方式)/渦集積法/傾度法などのフラックス観測手法の問題点を抽出・検討する。
備考
課題代表者:中井裕一郎(森林総合研究所)
- 関連する研究課題
- 0 : 地球環境研究センターにおける研究活動
課題代表者
藤沼 康実
担当者
-
高橋 善幸地球システム領域