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ネットワーク観測用ライダーの高度化技術に関する基礎研究(平成 21年度)
Study on lidar technology for improving the NIES lidar network

予算区分
AE 経常
研究課題コード
0709AE389
開始/終了年度
2007~2009年
キーワード(日本語)
ライダー,観測ネットワーク
キーワード(英語)
LIDAR, OBSERVATION NETWORK

研究概要

国立環境研では黄砂および大気汚染性エアロゾルの動態把握のためのライダーネットワークを東アジア地域に展開している。また、このネットワークの一部は放射観測ネットワークSKYNETの中にも位置付けられている。一方、WMOのGAW (Global Atmosphere Watch) では世界の既存のライダーネットワークを連携して地球規模のネットワークを構築することが検討されている。これらに対応して、必要なパラメータを必要な精度で測定することが求められている。本研究では、今後の数年間を睨んで、現在展開している既存のライダー装置を最大限に活用するための技術的改良の可能性を検討する。

研究の性格

  • 主たるもの:技術開発・評価
  • 従たるもの:モニタリング・研究基盤整備

全体計画

今後の数年間を睨んで、現在展開している自動運転ネットワークライダーへのラマン散乱チャンネルの追加、偏光測定チャンネルの2波長化、低高度測定用チャンネルの追加等の技術的な改良の可能性と、ネットワーク観測における有効性を検討する。

今年度の研究概要

試験観測を継続するとともに、ラマン散乱チャンネルのデータを加えたデータ処理手法を検討する。

関連する研究課題
  • 0 : その他の研究活動

課題代表者

杉本 伸夫

担当者