- 予算区分
- AE 経常
- 研究課題コード
- 1010AE001
- 開始/終了年度
- 2010~2010年
- キーワード(日本語)
- 肥満,環境化学物質
- キーワード(英語)
- obesity, environmental chemicals
研究概要
これまでに、ある種の環境化学物質が、肥満を伴う病態(高脂血症、高血糖)を軽減することを明らかにしてきた。本研究は、肥満に伴う諸病態への環境化学物質曝露の影響について、その作用機構を解明することを目的とする。
研究の性格
- 主たるもの:基礎科学研究
- 従たるもの:技術開発・評価
全体計画
これまでの検討で、肥満に伴う病態に対し影響が認められた化学物質につき、生化学的検討、病理組織学的検討、分子生物学的検討を加え、その作用機構の解明を行う。
今年度の研究概要
昨年度までの検討で、ベンゾ[a]ピレン(BaP)曝露により、肥満マウスにおいて、血中ALT値が用量依存的に減少した。一方、正常マウスでは、フルクトサミン値が用量依存的に抑制された。今年度は、その作用機構の解明を行うことを目的として、生化学的検討、病理組織学的検討を行う。
- 関連する研究課題
- 20977 : 重点3ー中核2感受性要因に注目した化学物質の健康影響評価
- 0 : その他の研究活動
課題代表者
柳澤 利枝
- 環境リスク・健康領域
病態分子解析研究室 - 主幹研究員
- 博士(医学)
- 医学,生化学