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ノニルフェノールエトキシレートの水生生物に対する急性毒性試験(平成 23年度)
Acute toxicity to aquatic organisms of nonylphenol ethoxylates

予算区分
AQ センター調査研究
研究課題コード
1111AQ013
開始/終了年度
2011~2011年
キーワード(日本語)
ノニルフェノールエトキシレート
キーワード(英語)
nonylphenol ethoxylates

研究概要

ノニルフェノールについて次期の水質目標値が検討されているが、環境中でノニルフェノールの前駆体となりうるノニルフェノールエトキシレートについて、その水生生物に対する急性毒性データを得ておくことは、水質目標値を策定する上で急務である。しかし、EO鎖長の違うノニルフェノールエトキシレートについて、系統的に整理して得られたデータは見当たらない。そこで、本研究では、ミジンコ及びメダカを用いてEO鎖長の違うノニルフェノールエトキシレートについての急性毒性試験を実施する。

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

6種類の供試物質(ノニルフェノールエトキシレートEO1-6)について、オオミジンコ及びメダカを用いた急性毒性試験を行う。各試験については、OECDテストガイドライン202,203に従って実施する。ただし、メダカに関しては、ガイドラインの基準にしたがうと二次性徴を過ぎてしまい、被検物質の分解物は内分泌かく乱の疑いがあることから、性差による毒性発現の違いを懸念して2次性徴前の稚魚を用いる。

今年度の研究概要

ノニルフェノールエトキシレートEO1-6の6物質について、オオミジンコ及びメダカを用いた急性毒性試験を実施し、データを整理する。

課題代表者

鑪迫 典久

担当者

  • 白石 寛明
  • 岡 知宏
  • 渡部 春奈環境リスク・健康領域