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環境試料のタイムカプセル化に関する研究(平成 24年度)
Time Capsule program for environmental specimens

予算区分
AQ センター調査研究
研究課題コード
1115AQ018
開始/終了年度
2011~2015年
キーワード(日本語)
タイムカプセル,スペシメンバンキング
キーワード(英語)
TIME CAPSULE, SPECIMEN BANKING

研究概要

将来の新たな汚染・環境問題の顕在化に備え、また現在十分な感度、精度で測定できない汚染の進展を将来の進んだ手法で明らかにするために、環境試料の収集、保存を継続するとともに、より長期的、広域的視野に立った環境試料の探索及び長期保存のあり方を検討する。加えて、計測手法の開発と保存試料への適用により保存試料の有効利用を図る。

研究の性格

  • 主たるもの:モニタリング・研究基盤整備
  • 従たるもの:

全体計画

環境省の実施した環境試料タイムカプセル化事業を継承し、国際的な協調を意識しながら所内外の長期環境モニタリング事業と連携を図りつつ継続的に環境試料を収集する。保存試料から環境情報を読み出すための計測手法の開発や応用、新たな保存試料、保存技術の検討などを通じて、保存試料の価値を更に高め、活用を図っていく。

今年度の研究概要

これまでの環境試料タイムカプセル化事業の収集対象のうち、特に二枚貝を中心に環境試料を引き続き収集、保存する。さらに、陸水域や陸域環境を対象とする保存試料の検討を行う。東日本大震災の被災地周辺における環境影響について、昨年度に引き続き空間的・時間的な変動を解析する。

課題代表者

田中 敦

担当者

  • 武内 章記環境リスク・健康領域
  • 苅部 甚一
  • 瀬山 春彦
  • 柴田 康行