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有害大気汚染物質の健康リスク評価手法等に関する検討等委託業務(平成 25年度)
Commission on Consideration of Health Risk Assessment Methods for Hazardous Air Pollutants

予算区分
BY 環境-委託請負
研究課題コード
1313BY012
開始/終了年度
2013~2013年
キーワード(日本語)
有害大気汚染物質,健康リスク評価,指針値
キーワード(英語)
Hazardous Air Pollutants, Health Risk Assessment, Guideline Values

研究概要

有害大気汚染物質の指針値設定のための評価値を算出する基本的な方針を示すものとして、現在の「指針値算出の具体的手順」より詳細な運用ルールとなるべき考え方を示すことを目標とする。有害大気汚染物質に関する最も適切なリスク評価値の算出方法のガイドラインの策定に向けて現行のガイドラインの改定案を作成し、さらにその妥当性を検証する。

研究の性格

  • 主たるもの:行政支援調査・研究
  • 従たるもの:政策研究

全体計画

本業務では、「今後の有害大気汚染物質の健康リスク評価のあり方について」等の改定に向け適切なリスク評価値の算出方法等に関する検討を行うとともに、改定後の運用ルールを適用した場合の課題等を整理し、健康リスク評価手法の妥当性に関し必要な検討を行うことを目的とする。前年度までの検討において作成したガイドライン改定素案をもとに改定案を完成させることを目標とし、また、ガイドラインの理解の助けとするためのガイドライン用語集をガイドラインの付属資料として完成させる。ガイドライン改定素案の提案にあたっては、学識者で構成される検討会を設置し、当該検討会等の指導・助言・監督の下、検討を行う。さらに、中央環境審議会等の審議を経て「有害大気汚染物質の健康リスク評価手法等に関するガイドライン」の改定に至るよう適切な対応を行う。

今年度の研究概要

(1)「今後の有害大気汚染物質の健康リスク評価のあり方について」等の改定に向けた検討
本年度は、前年度までの検討において作成したガイドライン改定素案の内容の検討、再確認を行い、改定案の完成をめざす。また、ガイドラインの理解の助けとするためのガイドライン用語集を充実させ、ガイドラインの付属資料として完成させる。改定案について中央環境審議会及び関聯委員会、パブリックコメント等において提示された事項等についての関連情報の収集、解析、取りまとめを行い、改定に向けて必要な業務を実施する。

(2)有害大気汚染物質の健康リスク評価手法の妥当性に関する検討
上記(1)において検討を行うガイドライン改定案に基づく健康リスク評価を2物質程度について行い、評価手法やその考え方等の妥当性についての検討を行う。

(3)有害大気汚染物質健康リスク評価ガイドライン策定検討会検討会の設置・運営
学識者で構成される検討会を設置し、当該検討会等の指導・助言・監督の下、検討を実施する。

課題代表者

松本 理

担当者

  • 青木 康展