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人への曝露量評価(平成 27年度)
Evaluation of human exposure to ionized radiation and chemical substances

予算区分
AS 災害環境研究
研究課題コード
1415AR005
開始/終了年度
2014~2015年
キーワード(日本語)
曝露評価
キーワード(英語)
Exposure analysis

研究概要

震災に伴って放出された放射性核種(主に放射性セシウム)や有害な化学物質の人の曝露を推計するための推計モデルの構築と曝露量低減に必要なモニタリングを実施する

研究の性格

  • 主たるもの:基礎科学研究
  • 従たるもの:

全体計画

福島第一原発事故による追加放被ばく線量の広域・長期的推計のための推計モデルを構築する。推計モデルに必要なパラメーター(曝露係数)については、公表データを用いるとともに、必要な場合は実試料を採取し測定を行う。推計モデルのアウトプットの検証を行うために、個人被ばく線量データなどの収集を行うとともに、必要な場合は実測を行う。推計結果は地理情報システム(GIS)などを用いて視覚化する。さらに、同様の曝露推計モデルを用いて、災害時に放出・拡散される化学物質の曝露評価システムの構築を行い、将来おこりうる災害時にも対応できる曝露評価システムの構築を目指す。また、当研究を通じて、通常時の化学物質曝露評価にも貢献する。

今年度の研究概要

曝露(被ばく)量推計モデルへのインプットとしての空間線量データの検証、曝露係数の検証、および人口動態などと組み合わせたGISによるマッピングを行う。

被ばく推計モデルに必要な空間線量や室内ダスト中放射性核種濃度などのデータの収集を行うとともに、帰還時の被ばく線量低減のために、避難地域の家屋を対象とし、方向性室内空間線量、室内ダスト中放射性核種等の測定を行う。

課題代表者

中山 祥嗣

  • 環境リスク・健康領域
    エコチル調査コアセンター
  • 次長
  • 博士(医学)
  • 医学,化学
portrait

担当者

  • 高木 麻衣環境リスク・健康領域
  • 田中 敦
  • 柴田 康行